
目次
チャレンジするのは何歳でもOKです
看護師、准看護師って何がちがうの?
何にもないわたしで本当にだいじょうぶなの?
子供も小さいし、今後のことも心配なんですが・・・
本当に2年間頑張ればいいの?
2年間の生活費はどうするの?
そんな疑問・不安にこの記事で解決することができます。
私は30代前半で離婚を経験し、2年間学校に通い准看護師資格を取得しました。
准看護師|看護師の違い
こちらの記事に書いています
30代の子育て世代は、これから学校に通って資格を取得したい!
自分も手に職を付けて働きたい!
と思っていてもなかなかチャレンジできないで時間が過ぎ去っている方のほうが多いです。
時間の経過は皆平等です
独身で正社員残業の毎日
子育て+家事
パート+子育て+家事
パ-ト+子育て+家事+学生生活
子育て+学生生活
個人により人生のスタイルが違います。
しかしどのような生活スタイルでも時間が流れるのは変わりません。
変わるのはどのように過ごしたか、その後どのような道が開けるかになります。
准看護師資格でなくとも、学校に通い資格を取得にチャレンジしようなんて、30代は子育てに忙しく、諦めてしまうケースがほとんどなのかな?と感じます。
そんな30代が終了し、子供に手がかからなくなってきたタイミングで、やはり学校に通って資格取得、これからバリバリ働いて行きたい!手に職を付けたい!

と言っているママさん達の声を聞くことがあります。実際、それを実行する方はまだまだわずかですが・・・
しかし40代ならまだまだ間に合います。今は60代後半70代でも働いている時代です。
50代でもやる気があればなんでも出来てしまうのです。
すべての方が後から後悔する人生でなく、良かったと思える人生になって欲しいと願っています。
わたしが、学校に通っていた当時は、
「え?これから学生?大丈夫?、子供がもう少し大きくなってからでもいいんじゃない?」
と言われることも多々ありましたが、(割と落ち込む言葉ですが、気にしませんでした)
今では、「いい時に学校に通って良かったね」と言われることが多くなりました。
手に職といわれる職業は色々ありますが、これから手に職を!
と考えいる方はぜひ准看護師資格を取得することをおすすめします。
特にひとり親の方は資格があったからこそ広がる世界、子供の希望の進路を選択することが出来る世界が見えて来ますよ。
准看護師資格メリット

・2年間で資格が取得でき、費用も安い
資格を取る期間が短いため、資格取得までにかかる費用が必然的に少なくなります。
できるだけ早く看護職の仕事に就きたい、きちんと資格を持って働きたい、という人にはピッタリです。
・働きながら資格取得ができる
ご自身の生活スタイルにあわせて選ぶことができ、働きながら資格取得することができます。
事前に、学校の時間割を確認し、仕事を持ちながらでも無理なく通えるかどうか確認しておきましょう。
・准看護師試験の合格率は高く、同年に複数回の受験が可能
准看護師試験は、各都道府県で開催しており、出題内容・難易度は県によって多少異なります。
合格率は全国平均97~98%と非常に高いです。また、試験日が各都道府県異なるため、同年に複数回の受験が可能となります。
・正社員として勤務できる
中小の病院や精神科病院、クリニックや介護施設の求人多数あります。仕事先に困ることはなく、正社員の雇用も多いです。
准看護師になるにはどうするの?
准看護師養成所の学校に通い、准看護師の受験資格を得ます
・全日制
朝から夕方まで授業です。週3日というケースが多く、全日制でも週5回以上授業している場合もあり学校によって変わってきます。
学ぶ期間は2年間。2年生のときには病院での看護実習が入ります。
毎日ではないので、残りの日は医療機関、職種問わず、アルバイトすることができます。
・半日制
平日の午後や夜間に授業です。週5日授業を行うところが多いようです。
学ぶ期間は2年間。2年生のときには病院での看護実習が入ります。
平日の午前中を医療機関でバイトもしくは、パート勤務している人が多いです。
学費・入学試験
学費
准看護学校には公立や医師会立などがあり、学校や受講形式によって学費が全くちがいます。
月に25,000~50,000円
年間30~40万円程度の学校が多いです。
このほかに教材費、実習費用等が必要で、だいたいの目安としては年間50万円ほど、2年間で約100万円程度かかることになります。
入学試験
内容は中学卒業レベル
作文か小論文、国語、英語、数学と学校により問題科目が異なります。
受験した学校の学生募集に詳細確認してください。
勉強からしばらく離れていて自信がなくとも大丈夫です。自力で学習するなら本屋さんにたくさん参考書が売っています。
手軽に勉強したいなら、スタディサプリの
中学講座
看護専門のセミナー、塾もありますが割と高額です。
小論文、作文は本当に無理な場合は、添削だけなら低額で利用することができます。
奨学金

●都道府県や自治体の奨学金
地域により違いがありますが、准看護学校へ通う多くの方が利用している奨学金で、毎月の授業料程度の金額が支給されます。
卒業後指定病院で、決められた期間就労することで返済が免除されます。
●病院付属学校の奨学金
病院によって制度は様々、一定期間その病院に勤務することが条件として受けることができる奨学金や、条件等のない奨学金もあります。
しかし多くの方は、卒業後もその病院に就職するという方が多いようです。
返済免除の制度も病院により異なるので、事前にしっかり確認しましょう。
●日本学生支援機構の奨学金
准看護学校の場合、専修学校区分で申請します。返還免除はなく、卒業後働きながら返済が必要です。
そのほか医師会所属病院で学費減免、複数の奨学金を同時に利用できる場合もあるので、学校を選ぶ段階でしっかり確認しましょう。
自分が利用できる制度があるかもしれないので確認してみましょう
・教育訓練給付制度
こちらの学費が返ってくるに記載しています。
・ひとり親家庭に利用して子供達を守って欲しい制度
こちらに詳細記載しています。
どんな仕事をしているの?どこで働けるの?

准看護師資格は都道府県知事によって免許が交付されます
・准看護師とは、医師・歯科医師又は看護師の指示のもと、診療の補助や療養上の世話をする仕事ですが、仕事内容は看護師と同じです。
・体力や精神力を求められ、勤務体制によっては夜勤もあるので大変ですが、人の役に立てるとてもやりがいのある仕事です。
准看護師が働いている所は、病院、クリニック、施設、デイサービス、訪問看護・入浴などなど多数です。
仕事がないなぁと思うことはないです。
よくある疑問
可能です。実際に多くの先輩方が子育てをしながら資格取得しています。子育てと学習の両立は大変なことですが、
大切なのは准看護師になりたいという強い意志です。
託児所完備の病院も増えてきました。また、延長保育、一時保育、休日・夜間(24時間)保育など多様なニーズに対応可能な保育施設をもつ病院付属学校等もありますのでチャレンジしてください。
無資格・未経験でも働くことはできます。
看護学生を雇用する病院もたくさんあります。
無資格の看護学生は、看護補助者(看護助手)として働いています。わたしもそうでした。
看護補助者は、資格を持たないため医療行為に携わることはできません。
仕事の多くは、看護師・准看護師の指示を受けて、入院患者の身の回りの世話やシーツ交換、入浴介助・排泄介助・食事介助、検査の付き添いなどを行います。
とてもやりがいのある仕事です。
できます。外国人留学生の入学を受け入れている看護専門学校、病院付属学校等も増えています。
入学を希望する学校の出願資格等を事前にしっかり確認しましょう。
最後に・・・

後悔しないよう、自分のやりたいことにチャレンジすれば、いつか良かったと思える日がきます。
介護士として働いてから、准看護師から正看護師になる方も増えています。介護士はりっぱな資格ですがどうしても、同じように働いていても、出来ないことが資格によりみえてきます。
しかも、施設以外では、介護福祉士は国家資格なのに、准看護師よりお給料が低く設定されていることに納得していない介護士の方もいます。
ひとり親の方には、働きながら准看護学校に行けること、資格取得してから、さらにスキルアップする道が開けます。
もし資格がなければ、パートで一生懸命働いているのに、どうしても生活が厳しくなってしまったり、子供に希望する進路を選択させてあげられなかったりすることが起こるかもしれません。(それが悪いわけではありません)
少しでも寄り良い生活が送れるようあなたが、2年間だけ頑張れば人生が変わります。
何も特別な人だけが出来るわけではなく、学校に通へば資格取得することができます。(簡単ではありませんが、一生懸命頑張れば大丈夫です)
平等に人生が変われる選択が出来るのでぜひチャレンジしてほしいです。