看護学校の学費、試験日程

正看護学校を目指したいけれど、
学費はいくら?
試験はいつ?
試験内容は?
そんな疑問を解決します。
目次
こちらで紹介しているのは、ほんの1例です。
それぞれの学校で学費、試験日程の違いがあります。
詳しくは希望する学校に資料請求、ホームページで確認してください。
1:高等学校を卒業している准看護師
2:准看護師免許を取得後、3年以上業務についている准看護師
受験料 | 20,000円 |
入学金 | 300,000円 |
授業料 | 月額20,000円 |
実習費用 | 月額20,000円 |
施設費用 | 月額10,000円 |
他入学時 | 100,000円 |
他入学時は、実習ユニフォーム、教科書代などです。
入試日程・試験内容
推薦入試 | |
出願期間 | 10月初旬から中旬頃 |
合格発表 |
10月下旬頃 |
納付金手続期限 |
11月中旬頃 |
試験内容 |
小論文・面接など |
推薦試験では合格したら必ず入学することが条件です。
一般入試 | |
出願期間 | 11月初旬から11月下旬頃 |
試験日 | 11月中旬から12月初旬頃 |
合格発表 | 11月下旬から12月中旬頃 |
納付金手続期限 | 12月初旬から下旬頃 |
試験内容 | 小論文・面接・看護一般 |
定員割れしていれば、2次試験があるところもあります。
募集人数は40人くらいのところが多いです。
奨学金、専門実施教育給付金制度とも使用することができます。
1:高等学校を卒業している准看護師
2:准看護師免許を取得後、3年以上業務についている准看護師
受験料 | 20,000円 | |
入学金 | 250,000円 | |
1年次 | 前期 | 後期 |
授業料 | 300,000円 | 300,000円 |
実習実験費 | 90,000円 | 90,000円 |
施設設備費 | 300,000円 | |
学年計 | 1,330,000円 |
2・3年次 | 前期 | 後期 |
授業料 | 300,000円 | 300,000円 |
実習実験費 | 90,000円 | 90,000円 |
各学年計 | 780,000円 |
3年間合計:2,890,000円
|
他に教科書代、ユニフォーム代、保険などの諸経費がかかります。
1年次:約95,000円
2年次:約60,000円
3年次:約15,000円
入試日程・試験内容
推薦入試 | |
出願期間 | 10月初旬から中旬頃 |
試験日 | 11月初旬から中旬頃 |
合格発表 | 10下旬から11月中旬頃 |
納付金手続期限 | 11月中旬頃 |
試験内容 | 小論文 人物考査(面接 |
一般入試 | |
出願期間 | 11月初旬から11月下旬頃 |
試験日 | 11月中旬から12月初旬頃 |
合格発表 | 11月下旬から12月中旬頃 |
納付金手続期限 | 12月初旬から下旬頃 |
試験内容 | 専門科目(解剖生理・疾患、看護) 小論文 人物考査(面接) |
募集人数は40人くらいのところが多いです。
定時制の学校は特に、病院独自の奨学金制度を設けている所が多いです。
例えば
学費は全額無利息の貸与を受けられ、生活費は病院勤務した収入でまかないます。
返済に関しては、資格取得後勤務すると学費が半額免除、70%免除などの制度を設けている所があります。
奨学金、専門実施教育給付金制度とも使用することができます
准看護師免許を得た後、准看護師として通算7年(84ヶ月)以上業務に従事した者。 (ただし入学までに上記の事が満たされていればよい)
勤務の常勤・非常勤は不問。
受験料20,000から30,000円
1年次 | |||
入学金 | 300,000円 | ||
通信料(前期) | 5,000円 | 通信料(後期) | 5,000円 |
教育料(前期) | 217,500円 | 教育料(後期) | 217,500円 |
計 | 522,500円 | 総額 | 745,000円 |
2年次 | |
通信料 | 5,000円 |
教育料 | 217,500円 |
計 | 445,000円 |
2年間で必要な学費計 1,190,000円 |
・教科書代 約11万円
・病院実習時は、学校指定の白衣約6千円
・健康診断、及び、感染症抗体検査料 1万7千円程度
・放送大学の入学金・授業料12万円が、別途必要
試験日程・内容
|
第1回 | 第2回 |
願書受付期間 | 7月初旬頃 | 10月初旬頃 |
合格通知発送 | 8月初旬頃 | 10月中旬頃 |
入学手続締切 | 8月下旬頃 | 11月初旬頃 |
試験内容 |
小論文・書類審査 |
小論文・書類審査 |
募集人数は150から200人程度の学校か多いです。
例えば学費が上記の学校なら専門実施教育給付金制度を使用すると
在学中
1年次36,7500円
2年次217,500円
合計585,000円返金され
卒業後に勤務していると、234,000円返金されます。
合計819000円
学費の返金があります。
学費が返ってくる!

専門実施教育給付金制度を使用すると、資格取得のためにかかる学費を一部返金してもらえるのです。
給付を受けるのは雇用保険に2~3年加入していることが条件です。
看護師は専門実施教育給付金対象となります。
他には介護福祉士、美容師、調理師、保育士、歯科衛生士、はり師、社会福祉士、准看護師、柔道整復士、栄養士、精神保健福祉士、助産師、理容師 などがあります。
支給額
学校に通っている間の学費50%が返金されます。支給額が120万が最大(3年間)です。
資格取得後、その資格でいかした職業で働いていれば70%が返金されます。(在学中との合計)
最大支給額が合計168万円(3年間)1年間の場合は最大56万円 2年間では112万円が最大となります。
それぞれの学校の学費が異なるので返金額も学校により異なります。
資格取得を考えていて給付対象ならぜひ利用してください。お住まいの役所でも入学後の学校でも手続きのやり方は教えてもらえます。
奨学金制度を利用しよう

3年制の看護学校のための奨学金は多数存在しているのですが、准看護師→正看護師になるための奨学金となると働きながら行く人が多く使用する人も少ないのかもしれません。
しかし、生活のことも考え奨学金を借りておき、使用しなければすぐに返済する方法を選択したほうが気持ち的にも楽になると思います。
看護協会の奨学金制度
2年通信制の奨学金
看護協会入会の准看護師の方を対象とし、看護師資格取得を目指し看護師学校養成所2年課程(通信制)に進学する方を経済的に支援することを目的に、2009年に本会会員の皆さまの声を受けて創設された制度です。
・無利息の貸与型であり、金利が掛からない・就業先やお住まいの都道府県などの限定条件は一切なし
・他の奨学金との併用が可能です。
・学費および生計費として貸与しますので、在学中に掛かるさまざまな経費に活用いただくことがでる。
・貸与終了年の翌年10月から返還(最長4年以内)となりますので、卒業後、返還開始まで半年間の準備期間がある。
(1年次に1年間のみ貸与を選択した場合は2年生の10月から返還開始となりますが、在学中は返還猶予制度の利用が可能)
年額36万円、または48万円(無利息・貸与型)年額(任意選択)を一括で、本人名義の指定口座に振り込み
貸与期間
貸与期間は在学中の1年または2年間
1年は4月1日から翌年3月31日までとします。
申込~振り込み期間
第一期
申込期間 : 1月15日~2月26日(必着)
貸与可否決定 : 3月中旬
振り込み : 5月末ごろ
第二期
申込期間 : 3月1日~4月26日(必着)
貸与可否決定 : 5月末ごろ
振り込み : 7月末ごろ
応募資格
次の全ての要件を満たしていることが必要
日本看護協会の会員であること
看護師学校養成所2年課程(通信制)に在籍していること(入学許可も含む)
応募と同時入会可。ただし、奨学金振込年度の会費納入が必要。毎年10月ごろより、翌年度の新規入会手続きを行う。
東京都独自の奨学金制度
東京都には独自の看護師を資格を取得する方のための奨学金制度があります。 東京都看護師等就学資金 都内の看護師等養成施設に在学し、将来看護業務を行う意思があるる方の就学を支援してくれる制度です。
対象は、都内の保健師、助産師、看護師及び准看護師の専門学校(通信制含む)、大学、高等学校(衛生看護科)です。
第一種貸与と第二種貸与
の2種類あり、自分で選択し貸付を受けます。
◎返還免除あり
月額32,000円
・養成施設等卒業・免許取得後、すぐに指定施設で5年間看護業務をし勤務した場合
・大学院修士課程修了後、1年以内に都内医療機関で5年間看護業務に勤務した場合
返還が猶予となっている方に、毎年、勤務状況の確認をしています。対象の方のは、毎年書類の提出があります。
第二種貸与
◎必ず返還します
月額25,000円(最大2口50,000円貸与可)
卒業免許取得後必ず返還します。 貸与期間と同期間で返還となります.
都外もしくは看護業務以外に従事した場合は貸与期間の半分で返還となります。
第一種、第二種兼用可能なので両方申し込みできます。
詳しい詳細はこちらへ
その他に病院独自が行っている奨学金制度もあります。 それぞれの病院で金額、期間、資格取得後の勤務期間などが決まりがあるますので、 准看護師~看護師資格を取得する方で、現在勤務している病院がありましたら確認してみてください。