
2020年10月からインフルエンザ予防接種が始まりました。
今年はコロナウイルスの影響もあり、65歳以上の方が無料で接種できます。
いつもの年より接種する方が増えています。
実施する回数が大幅に増えるので苦手な方は皮下注射について復習することをおすすめします。
インフルエンザ予防接種の流れ
準備
①予診票を確認し必要事項の記入サインがしっかりされているか確認する。
(時々全部はいに全部〇付けたり、いいえに〇付けたり全く読まないで記入している人がいるので注意する)
卵アレルギー有無確認する。
②医師の診察を受け、本日接種できるか決定する。
③医師のサインが予診票にしっかりあるか確認する。
④1㏄シリンジに針(21から23G)を付けバイアルから0.5㏄より少し多め引く(エアーは必ず抜く)。
⑤針を外し接種用の新しい針(23から27G)に交換します。この時に0.5㏄に合わせる。
⑥皮下注射実施方法で確実に接種(子供などは押さえる人が必要な場合もありする。
⑦接種後の注意事項を伝える。(今年初めて打つ人が多い)
接種後重篤な副作用(呼吸困難、アナフィラキシーショックなど)が起きるのは30分以内です。
出来るだけ院内にいてもらう。(難しいなら手元に必ず携帯電話、スマートフォンを起き何かあればき119に連絡できるようにしておく)
時々この説明をするとびっくりしてしまう方がいるが、本当にまれで0%ではないので説明していると補足する。
・入浴はしてもよいが、ゴシゴシこすったり、揉んだりしない。
・接種日は激しい運動、リハビリなどはしない。
・赤く腫れたり、痛みがでることがあるが3から4日で落ち着いてくるので様子をみて欲しい。
何週間も腫れ、痛み、あきらかにいつもと違う様子なら、いつでも連絡欲しいと伝えると安心する。
⑧用紙にLOT番号シールを貼る。(2から3枚シールを使うので捨てない)
LOT番号が変わる時は注意して扱う、違うLOTシールをはると、後から問題起きたときに大変なことになるため