
准看護師の整形外科パート
准看護師の方が整形外科クリニックでパートをしようとしている時に修得しておいたほうがよい技術を知っておけば、安心してパートを開始できるのではないでしょうか。
私は准看護師3年目のときに整形外科クリニックでパートを開始しました。その後他の整形外科に転職しております。2か所のクリニックしか経験ありませんが、これから整形外科クリニックでパートを考えている方に少しでもお役にたてるような情報をお伝えします。
病院などもそうかもしれませんが、場所によりやり方が少し変わってきます。その変化に柔軟に対応できることが一番大切になってきますので、教えてくれるスタッフの意見は素直に受け入れて下さい。そうしてもやり方が古かったり、よい方法があれば提案してみるのも可能かと思いますが、やんわりと伝えるようにしましょう。
必須スキル
・注射、点滴
・採血
・電カル操作(紙のところは紙)
・清潔操作
・レントゲン補助
・患者さん誘導
・今ままで使用したことのない薬剤の使用、注射時は必ず確認
・心電図
・聴力。視力測定(健診やっている所)
クリニックにより違うやり方があるあれこれ
整形クリニックでは、注射の介助が必ず入ってきます。その介助についても医師により異なっているので、スタッフに確認しながら行っていきましょう。
万能ツボのイソジンか、ディスポの違いもあります。コスト的には万能ツボタイプが多いかとは思います。
膝注射のヒアルロン酸もイソジンで消毒する範囲も違い、打った後のテープ固定も違いがありました。その場所でのやり方になれていきましょう。
リウマチ治療を行っている所では、簡易型のCRP、血算が出る機会があるかと思います。機会についても数回やればすぐ慣れるので問題ないでしょう。
しかしリウマチの注射や点滴はコストが高いので自信がなければ先輩のやっている手技など確認してからやってみたほうが安心です。1本10万円するのもあるので気を付けましょう。(本当はコストが高いのは医師にやってもらいたいです)
骨の注射の種類も多く、一週間、一カ月、半年、毎日などそれぞれ違うので気を付けて下さい。また筋ちゅう、皮下注などことなるので間違えないよう指示書を確認しましょう。
事務的な処理も看護師が行うこともありますのでだんだん慣れていくことが出来ればOKです。
クリニックは病院と違い事務作業も入ってくることでしょう。一つ一つこなしていきましょう。
整形外科以外に曜日指定で内科の診察が入ってくるところもあります。一気に覚えるのは大変なので少しずつ覚えていけば高度な技術がなくとも可能だと思います。
色々なところで経験を積んだほうが勉強になるので新しいことをどんどん取り入れていきましょう。
もし整形外科勤務で悩んでいる方がいれば、一度話を聞いてみるのもいいかもしれませんね。